北山村から七色ダム沿いをドライブし、トンネルを抜けると三重県になります。今回ご紹介する場所は、その三重県側にある磨崖仏です。
ダムのなかったその昔筏流しが盛んな時代、ここには七色の滝がありました。そして難所中の難所であったため多くの筏師が犠牲になったと言われています。明治5年(1872)330mにわたり岩を切り開き激流を改修し、犠牲になった筏師の冥福を祈るため,実利行者が高岩と呼ばれるところに鎮魂のために南無阿弥陀仏の文字と磨崖仏を刻みました。それが現在でも残っています。
概要を見る
磨崖仏とは
磨崖仏(まがいぶつ)は、そそり立つ岩壁や岩壁を龕状に彫った内側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指す。磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができない。(ウキピディアより)
この周辺は
無料駐車場やおトイレ(古いが掃除されてます)、休憩所
春には桜の花で賑わいピクニックにも最適です。
展望台↓も近くにありますよ。展望台から見る景色も素敵です。
そして、謎の身体障碍者専用駐車場…それしかありません。
出発の前にヒントをチェックしよう
ヒントを頭にしっかり入れて小さな探検の始まりです
看板の後ろにある階段を河川の方に下っていきます。ゴツゴツした岩場、
歩きにくいのでスニーカーがおススメ
なかなか見つからない
そんなに遠くないはずだと思いながら、5分ほど探したけれど見つかりません。
思っていたより遠いのかと目を凝らして見渡してみます。
ダムによそ見しながら
ダムファンでなくても、フォトジェニックな七色ダムは撮りたくなります。
お天気も良いので水面に自然の色が反射して綺麗
そして、このゴツゴツした岩の感じわかっていただけますか?
気を取り直して本題に戻る
同僚とウロウロ、右往左往、登ったり下ったり
挙句の果てにネットでも検索
行き過ぎたことに気付いて戻る
もしや
もしや
と、期待が膨らみ
同僚が手持ちの望遠カメラでズームしてみると
みっけ!
仏様らしきものが見えます。
南無阿弥陀仏の文字をさがすため、さらにズームアップしてみると…
仏様の右横に何となく文字のようなものが見えますね。
探検を終えて
今まで知らなかったことを知るって楽しいと思いませんか?
知っているようで知らない街角の珍景。本当に小さな、とても楽しい探検でした。
私個人的には実は二度目のチャレンジでしたが、一度目は見つけることが出来ず断念し、後ろ髪を引かれる思いで後を去りました。
この日ようやく見つけることが出来て、スッキリ
皆さんも、お時間のある時に是非チャレンジしてみてください。